穏やかに暮らしたい(仮)

HSP/ACの日常

障害があろうがなかろうが

こんばんは、momoです。

日付が変わってしまいましたが今日は仕事始めということで、久しぶりに子どもたちに会える♪

という楽しみだけでやり過ごしました。

 

今年度はクラス担任じゃないので全クラスをフリーで行き来してます。

元気いっぱい「あけましておめでとう!」と声をかけてもらったり、廊下を歩いているところを見かけて駆け寄ってきてくれる子。

本当にパワーをもらえます。

「今日は先生と遊ばないよ~」と宣言する子もいます。「先生は遊びたかったのに~」と言ってはいますが、ハッキリ気持ちを言えるようになったんだなぁと成長を感じて嬉しかったりもします。

みんな仲良くって教えも必要なことですが、相性が合わない苦手な人って誰にでも一人くらいいますからね。

ただ、「だいきらい」と言われた時は否定せずに「先生はだいすきだよ」って伝えています。

大人は子どもを選んじゃいけないっていうのが私のモットーです。

 

障害があろうがなかろうが十人十色。同じ診断名、同じ状況下で全く違う行動をすることも多々あります。環境や相手が違うだけでいつもできることが難しくなったり。

HSC,HSPでも言えることですよね。苦手なことや度合いも様々だと思います。

 

「〇〇症について」とか、参考になる本はいっぱいあるし、ありがたいヒントは得られるけど全員に正解ってわけじゃないですよね。

周りの子や兄弟・姉妹、自分の幼い頃と我が子を比べてなんでうちの子はできないんだろう、、と悩む保護者はいっぱいいます。

・検診で障害があると言われた

・保育園、幼稚園に通ってたけどもう園ではみられないと言われた

・祖父母に「なんか変だよ」と言われた

入園に至るまで経緯は様々です。いまだに「親の育て方のせいで、、」と言われる方もいるようです。

診断名がついたから、入園したからといって障害を受容しているわけじゃありません。

世間の目はまだまだ冷たいですからね。

それぞれの家族が希望や不安、計り知れない想いを抱えながら通っています。

 

--------以前担任をしていたクラスでの思い出------------

入園式が終わってクラスで園での一日の流れや持ち物、お願い事とかを書類を見ながら口頭で説明します。

みなさんちゃんと聞いてくださっていましたが、すごく険しい表情で聞き漏らすまいと一生懸命に耳を傾けてくださったお母さんがいました。

 

私は大勢の目が自分一人に向くのが怖いので、緊張しながらも理解してもらえるように表情をうかがいながら話したのを覚えています。

園生活が始まってから早々に個々に面談が設けられていたので、そのお母さんと話す日にはそれはもうドキドキでした。

面談の間はお子さんは別室で他の職員と遊んで待っているので密室でお母さんと二人きりです。

 

園での様子を伝え、家での様子やお子さんが好きな遊び、苦手なことなど聞いた後

「入園式のあとの説明でわからないことありましたか?」と確認すると、少し黙った後に

 

私は他のお母さんたちみたいにすぐに理解できないから〇〇が園で困らないように一生懸命聞いてました。家に帰ってからも紙をたくさん読んだから大丈夫です。

すごく真剣に聞いてるのは伝わってましたが、おうちでも読んでくださったんですね。

〇〇が私のせいで困ったらかわいそうだから。〇〇は初めて私をお母さんにしてくれたから、私ができることはちゃんとしてあげたいんです。

 

素直にいいお母さんだなぁと涙が出ました。泣いたらダメなのに。

もう何年も前のことですが思い出すと心が温かくなります。

 

子どもの何気ない発言とか仕草は邪念がなくて安心します。大人になるにつれて損得勘定や保身のための嘘とか面倒な感じになってきますよね。

HSPだからこその気づき(だと思っている)もあるので今後も心に残っていることを記録していこうと思います。

 

明日も穏やかに過ごせますように。

「障害」表記について

「障害」「障がい」「障碍」と表記に関して賛否両論があるかと思います。国としての正式な見解は出ていないようです。 今後、表記が統一されることがあればそちらに準じることにします